2008.3月 石垣島

今年も自虐的なジギングを味わうために石垣島へ…。
今回は長崎県のNさんが企画したツアーにお邪魔させていただきました♪
目的はもちろん巨カンパを仕留めるため…ではなくて…(ほんとはお気軽な五目ジギングがしたかった…)

しかし集まった自虐的アングラーのみなさんはもちろん巨カンパが釣りたいわけで、
ボクも地獄のEXTRADEEPなジギングへと巻き込まれてしまうのである…。

今年は天候に恵まれ…ん?
1週間くらい前から時化が続いていたのが出船当日にちょうど「マシ」になり、
例年なら風裏のポイントでガマンするところが…
なんとDEPTHS KOBA船長は「マシ」になった風表のポイントへ向かうとおっしゃるではないですか!?
おまけにその方角にはEXTRADEEPなポイントが待ち受けている…!
しかしこの時期にはなかなか入れないポイントなので大物を狙うには期待できる!
と、下心をいだいて時化の海へと繰り出した…。

2時間ほどの最悪なクルージング!?の末ポイントに到着するとロッドを握ってスタンバイしているのは6名の釣師のうち3名…。
生き残った3名も皆顔色が悪い…。

そんなことはお構いなしに「300ちょっとから入りま〜す!」と悪魔のような船長の声が響く…。(毎回300からかい!?)
ボクがセットしているジグで最も重いのはNAMUJIGの350g。
底が取れるギリギリのウェイトだが波、風とうねりでかなりキビシイ…。
ジグを換えようにもダウン寸前の状態で不可能…。
船長は「もっと重いジグに換えてくださ〜い!500gくらいほしいですね〜!」と…。(相変わらずのドSっぷりだ…)

ボクは「無理です…。」(倒れます…)
ほかの2名はそんなに重いのは持ってきていない様子…。
というか以前船長に「そんなに重いのはいらないですよ〜。」「なんでそんなの買ったんですか〜?」などと言われたらしい…。

数回300mラインを流すがまともに攻めきれず…。「みんなが出来る(普通の)ところに移動しましょう〜!」と移動してくれた。
(船長すまねぇ…、せっかくいいポイントに入れてくれたのに…。)
そして移動した先は普通の200mライン。
今回はスローなジギングを意識して釣ることを目標にしていた。
何とか1本目をキャッチ。(かろうじて画像サイズか…。)
20ポンドクラスのテストロッドに烈風300gにて。(このロッドは強すぎたかな…?)

その後もスローで攻めるもアタリなし…。
挙句の果てには
「全体的にシャクリが遅いですね!」
「誰か速い人が欲しいですね〜!」
と、操舵室から天の声が…。(スローは止めろって事か…)
そこで(ちょっと)気合を入れて
OUTLAW light+ジガー5000のタックルでシャクルと!
ジグはNAMUジグ350g
やはりこの海域ではこのタックルが有利か…?(久々の画像サイズ!)

KOBA船長は魚が小さいとカメラを構えてくれません…
おまけにせっかく撮ってくれた画像は落書きしてブログに掲載してやがるし…。
このとき密かに復活してきていた(普段は餌釣師の)Aさんは電ジギで!!
初石垣、初ディープでやってしまいました!(うらやまし…)
この後はまた眠りに就かれてしまいました…。
潮が変わりカンパチの反応が悪くなってきたので待望の五目ジギングへ。
ここでは新しいライトロッドのテスト。(SP-ULGR)
ライン1号、ジグは80g前後を使用する。

石垣在住のお二人(Shuさん、Hさん)は入れ食い。(さすがっ!)
ボクは繊細な釣りには向いていないのかな…?
お二人の半分も釣れず…。
今年はキツネフエフキが多いらしい。
見た目と違って味は最高〜!
南方の魚は美味くないイメージがありますが、
時期やポイントによっては美味いんですよねぇ〜♪

この後は小さいカンパチを数本追加して初日を終了。
翌日…
この日も海況は変わらず。1部メンバーチェンジあり。
前日は時化で散々なめにあったのでボクは「風裏のポイントで…。」と軟弱な主張したが受け入れられず…。
デカイのを釣りたい面々は敢えて過酷な方面を選択し、いざ出港!
(波があるとスローの繊細な部分が発揮できない…。というかスロー駆け出しのボクには難しい…。)
まずはライトカンパチ。
ライトといってもジグが多少ライト(150g〜200g)なだけで水深は180m前後…。
お手ごろサイズは結構ヒットするので楽しい〜!

全員元気にハイピッチでシャクッているのでボクはスローに専念するが
どうもハイピッチのほうが反応がいいような…?

ポツポツとキャッチしながらポイント移動…。
ついに出ました!グッドサイズ!!
水深240mをスピニングのハイギアでシャクッていたSさん。
おめでとうございます〜!(いいなぁ〜)
Sさんは2度目の石垣ですが、GTロッド+ハイギアで釣りまくっていましたね〜。
やはりこの海域では小細工よりも激しさのほうが重要かも…?

ちなみに同時にボクにもヒットしていましたが画像サイズではありませんでした…。
昨日は倒れていたNさん、Wさんも本日はバンバン釣っております!
みなさんハイピッチで激しくシャクリます!
Sさんは旨魚カンナギまでキャッチ!
よほど日ごろの行いが良いんでしょうねぇ〜。

ボクの行いが悪いわけではないですよ!(念のため…)
その後、大型のアタリはなかったが、お手ごろサイズの数釣りは楽しめました。
この日はハイピッチのほうが有利だったようで、スローでは小型を少々キャッチしただけでした。
たまにOUTLAW light+ジガー5000を使いましたが、ボクにとっては明らかにこちらのタックルのほうがヒットさせやすかった…。
みなさんが帰ったあと時間があったボクはKOBA船長とチョコッと海遊び…。
いつも楽しませてくれる船長には感謝です!
 

BACK